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「くまもと再発見の旅」訴求効果について考える part1
2022/04/17
4/17日現在で
「くまもと再発見の旅」宿泊補助キャンペーンが
4/28日までお使いいただけます。

4月8日に福岡県民も割引の対象になったことから
沖縄を除くすべての県が対象となりました

対象要件としては
新型コロナウイルスワクチン接種を3回接種していること
(熊本県民は2回接種)
または、検査結果の陰性が証明できるものを持参すること

詳しくは、「くまもと再発見の旅」HPを参照いただきたいと思います


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さて、概要はここまでとして、
「くまもと再発見の旅」の宿泊や観光への訴求効果はどれだけ現れているかを
お客様とのやり取りをする中で感じたことを記述していきたい

令和4年3月22日から再開された当キャンペーン事業
当初は令和4年3月31日までだったが、まもなく4月28日までに延長された

3月は卒業旅行シーズンで観光業は繁忙期に当たる。
もともとキャンペーンなどせずとも
有り難いことに多くのお客様の予約がすでに入っていた
しかし、ちょうど当キャンペーンが始まったことにより
お客様への問い合わせと対応に追われることになる。

〇当キャンペーンをご存知か?
〇ワクチン接種をうけているかどうか?
〇適応するためには、何をすれば(持ってくれば)よいか?

これらを一通り電話にて説明するには、1組5分程度時間を要する
それらを事前にお伝えし確認することで
お客様にお安く、かつチェックインにお待たせすることなく
手続きを済ませることができる。
業務負担に関しては、お客様が喜んでもらえるのであれば容易いことである

しかし、疑問に思うこともある
細かいことは多々あるが、大きく2点である

①ほとんどのお客様が、当キャンペーンを知らない

前述したとおり、すべてのお客様に確認を入れていると
知っていて利用する予定だったというお客様は
1割にも満たないことが見えてくる

つまりは、もう既に予約をしていて、
「なにかよく知らないけど、運よくたまたま安くなった」
そういったお客様が9割にのぼるという事である

そもそも広告を出していない他県のキャンペーンのことなど
よく分からないのが当たり前なのである
かくいう一番観光業に近い私でさえ
他県のキャンペーンの名前と違いを正確に把握はしていません

まして一般のお客様が、その違いを把握し
宿泊の動機に結び付けること自体が困難であると感じる

(次回に続)